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とっちら

好きなことを取っ散らかします。

酸素ボンベの残量がパッと見てわかる機器の話

夕飯時のニュースで見たものの話をします。おもしろいニュースだと思うんだけど、インターネットのどこにも参照できるものが見つからなかった……

どんなニュース?

静岡県の裾野にある(株)愛和(以下愛和)という企業が、医療用の酸素ボンベの酸素残量がすぐわかる機器を開発した。愛和は、オーディオ機器・美容機器の設計や製造販売をしている会社で、医療分野に関わったのは今回が初めて。

医療に関わる人の要望を吸い上げる企業(名前は失念しました)が、「酸素ボンベの残量がすぐわかればいいのに!」という意見を受け、機器の開発を愛和に依頼。美容機器と医療機器は近いものがあるから、というのが愛和を選んだ理由。3年かかって製品化し、一部で導入され始めたということ。見た目やサイズ感は楽器のチューナーに似ていて、とにかく操作性にこだわったと。残量が減ったら音が鳴る、アラート機能もついている。(画像挿入したかったけど見つからなかった、公式(オーディオと美容機器の設計、製造、販売の Love-Harmony 株式会社愛和)が更新されるといいなあ)

なにがすごいの?

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http://www.med.oita-u.ac.jp/mecenter/sansobonnbe_jikan_.htm より

これまで酸素ボンベの残量は、圧力計などの数値と上のような早見表を照らし合わせて毎度確認していたらしい。手間だしいちいち時間がかかるよね。

残量計算自体は看護師国家試験にも出るみたいで、「酸素ボンベ 残量」で検索したら候補はこれ(↓)だし、知恵袋にも「計算方法を教えてください!」がいくつか見つかったから、現場でやるにはややこしいのだと思う。計算ミスがこわすぎる。

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しかも、正確に計算していても、思ったより早く酸素が減ってしまったり、残量がなくなるギリギリで残りがわずかなことに気づいたり……ということがあったそう。

今回、愛和が機器を新たに製造したことで、看護師さんの負担と患者さんの危険がともに少なくなるのだと思うと、ほんと意義ある仕事ですね……。

おまけで感想

医療関係の知識がほぼない中で今回のニュースを見たんだけど、「医療の現場ってそんなところも人に任せられてるのか!」という、今さらな感じの驚きがありました。いやだって酸素の残量だよ……!それを圧力計確認→計算or早見表と照らし合わせ→(タイマーか何かをかけるにしても)随時確認ってなると、ものすごい手間と時間と場合によっては移動が必要になるわけじゃないですか。その労力を軽減する、この機器の開発って本当にすごいことだなと思いました。

わたしは比較的インターネットの世界にいるほうだと思うんだけど、人の命をより直接的に救うのはこういうものでもあって、インターネットでインターネットの話してるんじゃなくて、インターネットの外でインターネットがうまく使われるようにならなきゃだよなあと思いました。あれ、別にインターネット関係ないか?強いて言えばIT化のほうか。

最初にニュースを見たとき、「こういうの通知してくれるアプリありそう〜」と思った程度には「なんでもアプリで解決できる!」みたいなイメージを持っていたんだけど、実際はまだまだそうじゃないんだなあ。ボンベ内の圧力が相手だから難しいんだろうか。でも感知してどうにか〜とかありそうだなあ。今回開発されたのはアプリとかじゃなくて機器そのものだったんだけど、今後はどういう方向に行くのかなあと思いました。操作した手ごたえというか、感触があったほうが注意深くなれたりするのでは、というところも思わなくもない。わたしの場合はだけれども。

わたしはわりと「人にしかできないこと」があると信じていて、それがロボットの出現によって揺るがされるとは、あんまり、思えない。もしかしたら未来は違うのかもしれないけど、そのときロボットはもはや人なんじゃないかとさえ思う。

「人にしかできないこと」を人がするためにこそ、ITが頑張れるところは頑張れるといいよね、という思いが新たになりました。

 

物事をまとめる能力がめっちゃ落ちてるのと、ほんっとに忘れっぽくなってるのを実感したので、折に触れてこんな感じでまとめていけたらなと思います。おわりです。