2019年7月
ミーティング中に「2018年7月25日の欄を〜」と言ったのを「あの、いまは2019年です……」と突っ込まれた。そうでした……
友人が読んで面白かったと言っていたので。
わたしはコンビニにあるエロ本、ニアリーイコール「女性or女性キャラクターがセクシーな格好をしている、ヘテロ男性向けのエロい本」に対してかなり慣れてしまっていることもあり、コンビニにこれらの本があることの何が悪いのか正直全然よくわかっていなかった(生まれたときからあるし……)。
読んでみて、まずコンビニに置いてあるエロ本は法的には18歳未満でも買えるというところに驚いた。18歳以上でないと買えない本は、コンビニには置けない規定になっているらしい。
そして、問題視されているのはAその表現とBゾーニングという大きく分けて2点だとわかった。Aについては、わたしはわりと規制に消極的な立場なのだが、Bは納得だった。TSUTAYAののれんみたいなことですよね。
そもそもゾーニングが必要な内容を、実際は年齢制限なく変えるというのは謎状況だなと思ったり、そうやってゾーニングがしっかりされるようになったらなおさらきちんと性教育が行われないと困るよね、と思ったりした。
Aの表現については……うーん、たしかに女性ばかりがそうやって消費されることに慣れるのは、変な感覚だよな本来、と思う。
今あるエロ本の内容について、性別がすべて男性→女性、女性→男性になったとしたら、圧倒的多数のセクシーな男性の表紙がコンビニに並ぶわけで、そうなったら男性も通るのが嫌になったり、自分の息子をそこを通したくなくなったり、レジに立っているときに購入者からのセクハラに悩んだりするのかもしれない。それはよくない。
生まれたときから性自認が女性で、多くの他者からも女性というカテゴリを持つものとして見られてきて、わたしは痴漢にあったことがなく、セクハラを受ける回数も少ないほうだと思うが、それでも気分が悪くなるようなことをされる場合もある(先日はTwitterで文脈を読み取れていないマンスプレイニングを通りすがりの男性にされ、はあ?と思ってその人のプロフィールを見たら幼女っぽいキャラクターを推している人だとわかり、こういうのがきっかけでオタクを嫌悪する人もいるんだろうなあと思った)。ていうかセクハラを受ける回数が「少ない」でもマシだと感じるような状況っておかしいですね。
わたしは数値の出ない性差別に気づきにくいので、なにかあったら「これが男性でも同様に思うだろうか?」というふうに考えると良さそうだと感じた。Netflixの「軽い男じゃないのよ」は、まさに男女を逆にしたコンテンツだったが、非常にわかりやすくてよかったな。
・7月は後半で東京に。友人とシュラスコに行って、オススメの本を交換したり、おいしいもの食べたり、Twitterで知り合った方と初めて会ったり、楽しかったな。屋上で石を濡らしたりもした。
・調子の悪さを感じたりもした。久々に仕事が同じ期間に集中したりして、処理できる文字量を超えた感じがあった。でも全体としてはずいぶん体力も能力も伸びているので、このままいきたいな。しかし文章コミュニケーションに疲れてもいる……
・かねてよりいつか進みたいと考えていた、教育・福祉ジャンルのお仕事を、わずかだけど受けられそうで嬉しい。他にも、今月は初めてインタビュー記事を書いたり、リライトの依頼を作成したりと、新しいことをいろいろやって、それなりにうまくやれた。こういうのが少しずつ自信になっていくんだろうなと感じる。
・MacBook Airを買い換えたが、13インチ、Retina、薄いキーボードのすべてに負けている。体に合わない……馴染むのだろうか
・Primeドラマのグッドオーメンズが最高、BBCありがとう……天使と悪魔のブロマンス的なドラマなのですが、悪魔のクロウリーがあまりにも自分の好きなキャラの類型ドンズバです……。ちょこちょこ挟まる小ネタがかなりよく、探りがいがある。あーーありがたい……