とっちら

好きなことを取っ散らかします。

はじめての落語(と講談)

codocod.hatenablog.com

 

先輩にこの記事おもしろかったよ!と教えていただいて、たしかに!!!!わたしもやってみよ!!!と思ったので書いてみます。よくわかんなかったりびっくりしたりおもしろかったこと。

関連情報が多いのか少ないのかわからない

・気になったときに何からスタートすればいいやらさっぱり

・入り口がない

・「はじめての人は寄席へ!」って記事出てくるけど、どこ選ぶといいの…?

・だいたい鈴本演芸場・新宿末広亭浅草演芸ホール池袋演芸場が出てくる

・いやそれで、最適解はどこなの…

・レポートがほぼなくて雰囲気もわからない

・なんで感想ツイートがないの

・というか感想ツイートより演目ツイートが多い

・(落語家名)「(題名)」の羅列ばっかり上がってくる

・えっ感想タブーなの?

・落語の噺(はなし)自体はネットに上がってるしwikiもある

・オッケーなラインがどこまでかわからない

・ファン重鎮になると演目だけでだいたい想像できちゃうのかな…

・なんか情報がふわっとしてて薄い

・多分噺の大事なところをつぶさないためだと思うけどわかんねえ

・後々やっとこのページ(はじめてらくご | 初心者の、初心者による、初心者のための落語入門)を見つけた

・君を待ってたよ…もっと検索上位に出てくれ…ありがとう…

・落語関係のページってなんで重いところ多いんだろう

・あと長い文章聴くのに慣れてるからか文が長い 話が長い 端的ではない

・極端に情報量が多いか雰囲気匂わせが多い

・近づきづらい、漢字と用語が多いし敷居高そうに見える

・もっと!!!感想を教えてよ!!!!ねえ!!!

用語

・話じゃなくて噺って使うべきなの?

・落語家?噺家

・前座・二つ目・真打ちという階級

・顧問?席亭???

・二つ目なら○○さん、真打ちなら○○師匠

・敬称だとわかっててもなんか気恥ずかしい、わたしの師匠じゃないし…

・先生とかも聞いたことある、これは講談?

・木戸銭…

・仲入り

・出囃子(場所によってはほんとにその場で前座さんとかが演奏してるらしい)

・サゲ(オチのこと)

・くすぐり(笑わせる仕組みっぽいもの?これ結構わかんなかった)

・まくら(噺の前にする雑談みたいなもの、伏線になってたりもする)

・「(演目)をかける」

公演しすぎ

・毎日やってる

・いろんな場所で毎日やってる

蕎麦屋とかバーとか公民館とかホールとか演芸場とか

・1日に3つとか掛け持ちしてる人いる

・しかも新幹線移動とかしてる

・移動距離…

・東京近郊だけでも大小含めて月800前後とかあるっぽい

・破産しか見えない

・落語家同士の対バンみたいなのがある

・芸人さんとかと対バンしてる人もいる

・かと思えば学者と対バンしてる人もいる

・講談には「朝練講談会」という朝9時ぐらいスタートのものがある

・「連続読み」という、期間限定の連ドラみたいなものもある

・幅広すぎ

・公演の全情報はかわら版(東京かわら版.NET)買わないとわからないらしい

・ああそういう…Webじゃなくて紙メインなのね…

・そういえば演者さんチラシ配ってるもんね

・好きな落語家さんが見つかればその人を追えばいいっぽい

・ブログとかツイッターやってる落語家さんも多いけど、そうじゃなければググりまくるのかな…

・あとはファンの情報網頼りなのかな…

落語家いすぎ

・これいつの数字かわかんないけど東京400人大阪200人くらいらしいです*1

・多いでしょ

・アイドルかよ

笑点ってめちゃくちゃ上澄みだったんですか?

・ジャニーズとかアイドルに近いものを感じる

・しかも成長がゆっくり

・真打ちになるのが30〜40歳っぽい

・てことはその先40年くらいは聴けるとして

・成長がゆっくりで期間が長い、そして公演が多い

・破産しか見えない…

・育てて支える楽しみを感じる人にはたまらないのでは

・その中からお気に入りを探し続ける楽しみはある

・評判聞いても自分で見るまでわかんないから探しに行くしかない

・賭け事みたいだな…

・古典バシバシの人もいればサブカルに寄ってる人もいて、弟子の命名権ヤフオクにかけた人もいる…

otokoman.hatenablog.com

・古典と新作がある

・古典でも余裕でわかる!!!!

・でもたまにサゲの意味がわからなくて帰ってググる

・サゲはめっちゃ笑えるのだけじゃなくて、最後に全貌を明らかにする、整えるって感じのものも多い

・廓話(くるわばなし:花魁のいる遊郭の話)、人情話、滑稽話とかがある

・講談だと難しい歴史小説みたいでもう全然わかんないときある

・ある講談師「みんなわかってないから大丈夫です」

・情報量が多い

・結構こっちのイメージ力に委ねられる

・なんたって人が一人舞台に座ってるだけなので…

・でも想像力豊かだとほんと映画見てる気分になる

・30分の映画4本立て(しかも監督・演者全て違う)→2500円なら安くないですか?*2

・落語家さんめっちゃ動く

・座布団からずれてく人もいる

・途中で羽織脱ぐ、多分まくらから噺に入るときとか?

・メガネ外す人もいる

・入場・まくら・噺でめちゃくちゃ表情と雰囲気変わる人がいる

・まくらで空気作っちゃう人はめちゃくちゃウケる、すごい

・まくらなしで始まる人もいる

・大体めっちゃうまい

・初見でも上手いか下手かは正直わかる

・でもそれと好き嫌いはまた別

・客のリアクション見て噺決めたりもするらしい

・客のリアクションと時間見て噺に追加・削減・方向転換とか編集してる

・すごすぎる……

・演じ方に価値観とか出てそう

・女の人の演じ方とかめちゃくちゃ差が出る

・同じ噺でも落語家さんと客次第で全然違うものになるから飽きない

来てる人たち

・わりと男女半々

・見た目の印象としては30歳〜50歳の人が多そう

・おじさんが多い

・たまになんかやたらアーティスティックな人いる

・座る席はわりとバラける、前が好きな人も横が好きな人も後ろが好きな人もいる

・最前列で寝る人とかもいるらしい

・最前列の客を笑わせられるかはバトルみたいな面もあるらしい

・左右を向いて演じ分けるから、そのとき目が合うところに座る人もいるらしい

・なんかお金持ちっぽい口調・服装のお姉さま・おばさまが結構いらっしゃる

・いわゆる「ガチ恋」?みたいな人もいる

・なんとなく「妻の座狙ってんのかな」みたいなオーラが出てる女性いる

・また年齢層が年齢層なのでガチ感が半端ない

・見慣れてきた

・男女関係なくお一人さまが多い

・ある落語家「落語見にくるようなやつは大体友達がいないから(笑顔)」

・とは言えふたり連れとか4人くらいの団体もわりと見かける

・中学生くらいの人もいる

・よく笑う

・よくわからないとこで笑う人もいる

・伏線とかそういうわけでもなかったからツボの問題っぽい

・天気が悪い日は謎の一体感ある

・数年目でも初心者って名乗るからガチの初心者が初心者って言いづらいフシはある

・「お前は全然わかってない!」って言ってくる人がいるからだろうな

・同じ噺聞いてても人によって見てるものは違うだろうし、気にせず自由に楽しむのがよさそう

演者と客の距離感

・近い

・物理的にも近い(最前列だとほんとに汗ふりかかるレベル)

・終演後にお客さんがガンガン話しかけたりする

・友達かよ…

・お客さんも一緒にする「打ち上げ」がある場合も

・壇上の人と一緒にお酒飲めるの!?!?なにそれすごい

ツイッターとかでも感想リプ送ると返ってきたりする

・エゴサしてRTとか返信してる人もいる

・予約受付先が演者さんの電話番号とかアドレスだったりする

・なにかと演者さんが自分でやってる

・大変そう……

・予約受付程度だったらアウトソーシングしたらいいと思う

・当日の受付もチラシも本人が配ってたりする

・近い

 

こんな感じです。

どうも11年前にほぼ日で春風亭昇太さんとはじめての人向けの落語会やったみたいなんですけど(最近も気仙沼で寄席やったりしてますね、糸井さんが落語好きなのかな)、そういう風に「はじめての」みたいなのを定期的にやってくれる人がいると、より入りやすいなあと思ったり。

もっと気軽に行く人増えてほしい。落語のあとに感想話しながらのお酒と焼き鳥、最高だよ……

 

いろいろ書いたけど、似たようなことをすでに糸井重里さんが対談で話していたので是非どうぞ!(ちょっとスクロールしたところに第1回目からのリンクがあります)

https://www.1101.com/shota/index.html