とっちら

好きなことを取っ散らかします。

「ビューティフル・ガールズ」を見たので感想とか

 

ビューティフル・ガールズ [DVD]

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夜中に放送されてたから見てたんですが、ナタリー・ポートマン(15)がとにかく美しい。15で!これって!傾国の美女かよ……と思いました。顔立ちに知性が溢れ出ている。

最初は古い映画だな、男たちがどうしようもねえなほんとに、女のことなんだと思ってんだ、このまま進むなら最後まで見ないだろうな、と思ってたんだけど、なんかこう……徐々に変化する彼らの心情とか、どうしようもなさを抱えながら大人になっていった感じとか、そういう普通のことというのかな。けっして特別なことは起きない、そういう中でどう生きるのか?みたいなことをちょっと感じた。

 

タイトル「ビューティフル・ガールズ」なんだけど、確かにビューティフルな女性たちが出てきた。容姿だけじゃなくて、自分に価値があることを理解していて、男性と対等に渡り合って、それはとってもビューティフルに思えた。ていうかほんとナタリー・ポートマンがよかった。彼女の出るシーンだけでも見てほしい、ユーモアがもう……。なんとなくエマ・ワトソンのことを思い出した。

ごく当然のことなんだけど、自分の価値は自分で決めて守るんだ、とか、やっぱり知的でユーモアのある女性ってかっこいいな、とか、なんかそういう、確実に知っていたけどうっかりすると消えかかるようなことを引き出された。

 

この映画、対比構造がめちゃくちゃわかりやすい。その中にもきちんと共通した部分があったりして、なんかそういう部分を見つけながら、違いも認めながら、人間は付き合っていくのかなと思ったりした。

様々な場面で出てくる知的なジョークに遠回しな誘い、それらへの切り返しもとてもよかったし、ピアニストはセクシーな職業だなと思った。自分の思うクールとかセクシーとか、そういうものを忘れたくないな。