とっちら

好きなことを取っ散らかします。

2021年2月

(読んだ本のメモにはネタバレもあります)

 

ある男

ある男

 

マチネみたいな恋愛ものかと思ったらだいぶ社会問題の要素も入っていて意外だった、帯はミステリーっぽさ推しだったので。ここ数年の小説を読むと、さらっと移民に関する話題が入っていることが増えているような気がする。

 

 

ちょうど読んでた日に東北のほうを中心に大きい地震があった。そして関東大震災のときの朝鮮人差別デマでふざける「ジョーク」ツイートが複数なされ、そのツイートが報告されてアカウント凍結されたりもしたらしい。

ツイートした人は「いつもの内輪のジョーク」というつもりなんだろうけど、受け手からしたら意図とか関係ない。というのを、まさにそれに関する内容があるものを読んだ後だったからこそ余計に感じた。

その後、通報する前にこれはよくないよと指摘してやりとりによってやめさせるべきではというツイートも見かけたりして、それはそれで一理あるとも思った(そう言う人は実際に指摘するのかな?とも思うけど)。アカウントがなくなってもその人は存在するし、話してわけがわかるならわかったほうがいい。

でももう言うのもうんざりするんだよな、とも思う。差別に対する考え方が違う他人と、Twitterできちんとやりとりできるとは思えない人も結構多いのでは、とタイムラインを見ていて思う。

最近、わたしはこう思ったというツイートに対して、は?と思うようなリプライをされたんだけど、その人のホームを見たら特定のキーワードで調べて、手当たり次第に(見えるが、おそらく人を選んで)反論でもない反論というか、ふっかけるようなことをしているんだろうな。と感じるツイートばかりをしていて、ちゃんと話す気なんてないんじゃん。そこに割く労力今はないわ。と思った。

 

 

kindleが安くなっていたので、これを機に読んだ。生湯葉シホさんの阿佐ヶ谷姉妹インタビューを読んでから、すごく阿佐ヶ谷姉妹のことが気になるようになったのだ……。最近はヒルナンデスでもご活躍されていてすごい。見ていて楽しい

www.e-aidem.com

読んでみたらかなり面白く、前々からエリコさんとミホさんだったらエリコさんのほうが自分と近い気がするな、と思っていたのがそう間違いでもなさそうだとわかったりして、なんか、なんだろう……まさに今こういうのが読みたかったんですー!と思った(あんまり元気のないときだった)。気軽に読めるし面白いしいい話もあるし、かなりおすすめ。エッセイ好きな人にすすめやすい、すごく好きな本だった。

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

  • 作者:大前粟生
  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: 単行本
 

 ずっと気になってて、先に読んだ友人が、もし読んでたら感想話したいと言ってくれていたので読んだ。こんな風に近さを感じるキャラクターが出ている小説を読んだのは初めてで、すっっっっっごい疲れた……。

なんか、おもしろいと言い表すのも違ってて、自分が1人で嫌なこと考えてるときと似た気持ちに主人公がなってるので、他人事みたいに感想を言いづらい。体験して、疲れた。みたいな感じ。最初文体が慣れなかったけど、読んでるうちに大丈夫になった。店頭でぱらぱらーっと見るとかだったら離脱してた可能性はある……。

これが(ごく一部なのかもしれないけど)話題になるほどには読まれてるのかーと思うと不思議だった。この登場人物みたいにぐるぐる考えてる人は、あんまりその中身を全部書いたりしないので、いるかいないかわからない。自分は結構そういうところがあるけど、それはほぼ日記にだけ書いているので、作品として出たときに、こういう「感じ」がわかる人がそれなりの数いるのか。という不思議さがあった。

 あと、舞台が京都に住んでる人と交際してたときの移動範囲と遠からずだったのもあって妙なリアルさがあって、読んでてやりづらかった。自分は5年住んだ東京より合計1ヶ月強ぐらいしかいなかった京都に生活を感じてたんだなという新たな発見があった。おそらく他人と暮らすことを生活だと思ってるんだと思う。

読む前はなぜか東京の話だと思っていたので、舞台が京都であるとわかってめちゃくちゃびっくりしたし、いやでも「っぽい」な!とも思った。イメージとして、余地があるというか。

ファーストラヴ (文春文庫)

ファーストラヴ (文春文庫)

  

 映画化したって話よく見かけるな〜と思って読んでみたが、これヤマシタトモコひばりの朝』じゃん!!!と思った。全然そのまんまではないのだけど、父からの性的虐待(とまではいかない、という判断になるのかな……?)の話とか周囲の欲望の視線とか。ミステリ系かと思っていたら、かなりしっかり「女性」の話で、びっくりした……し、そうならそうと書いといてよ!(そっちのが読みたいよ!)と思った。まあネタバレ……というか物語の核心部分だから伏せているんだろうけど……あとミステリ推しのほうが幅広い層に読まれるだろうというのはあるよね。

しかし、作品を読む中で、性暴力というのはかなり身近にあるんだな〜というのを思うようになりつつある。例えば性的同意なんかは、交際している相手であっても(だからこそ?)断りにくいという話をわりと聞くし、そういうこともあるのかも、と思う。あとNo means Noが機能していないとかね……。

ツイートもしたけど、「本当にすすんで同意したのか?」というところを考えなければいけないシーンもあるよな。ファーストラヴで、父を殺したとして捕まった大学生・環菜は、「あなたのせい」と言われたり「君が○○したから」みたいに言われることで、そうなのだと思い込んでいた。そういうこと、あるよな〜と思う。

 

 で、その辺の性的同意の話とかをしっかりめに書いていたのがこの漫画で、とても面白かった。性的同意もだけど、挿入しなければセックスじゃないのか?挿入できないのは「かわいそう」なのか?ということも書いていて、「本番」という表現にまつわる問題だ……となった。

 

隣人X

隣人X

 

もう1個読みかけた「隣人X」という本にも男性に脅かされる女性が出てきていて、ファーストラヴ同様、全然そういうのが描かれてるものを読むぞ!と思ってなかったのでびっくりした。これのことはまた来月分に。

 

 これは1月にhontoの電子書籍で。以前ネカフェで仕事する合間に読んで面白かったので、ちょっと安くなってたのをまとめ買いした。好きなタイプの完結の仕方だった……。主人公たちがたしかに仲良くはなるけど別に全部ぴったりって感じじゃないところもいい。

 

電子書籍kindleとhontoを主に使っているんだけど、hontoは常に何らかの電子書籍クーポンが発行されているので、お得に買えるなあというときに使う。使い勝手はkindleのが好き。hontoで紙の本を買うと、同じものの電子書籍が一定期間安く買える仕組みもある(今のとこ使ったことないけど)。

 

・今月もわりと図書館に行けたのでよかった。やっぱり借りると期限があるので優先順位が上がり、読む。土日とか平日の夜に結構読んだ。

・あんまりお金に余裕があるわけではないので、購入するのはつい厳選してしまいがち&書店とかで中見て好みなら買おう〜と後回しにしがちなんだけど、図書館は中見られるし、ばーっと見てて気になったのをというやり方もできるし、ちょっと気になるなぐらいでも手を出しやすいのがいい。今回読んで、島本理生作品もうちょっと読んでみたくなったから次に行ったときに借りた(それは3月に書く)。

・メルカリやらお店やらで久しぶりに化粧品を買った。インスタとYouTubeスウォッチやメイク画像をめちゃくちゃ見た結果、リップについては試さなくてもだいぶ合う色が当てられるようになってきた。人食ったみたいになるって書かれてたラデュレのリップ(人食ったみたいにならなかった、よかった)と3CEのマットリップ、あとレブロンの青ラメ入ってるブラウン系。古いリップを捨てたくて、代わりになるようなのと、新しくこういう色を使ってみたいというのを買った。リップもっと小さくていいのにな。

・アイシャドウは試しにつけてみてもまだ合うものがわからない。お店の照明で結構変わるし、ベースメイクどれぐらい頑張ってるかにもよる。多分マットはあんまり。パールも細かすぎるとあんまり。むしろちょっとでかいラメとかのが遊びっぽくて好き。

吉田朱里さんの出してるアイシャドウ買ったら、上2色があんまり合わず、手放そうかなとも思ったんだけど、下の涙袋とかに使いやすいキラキララメ入りのところと、ハイライトに使えるところがめちゃくちゃよくて、ここ2色だけでも使いたいと思ってそのままにした。上2色は大きめラメのとかと重ねたらわりといけるのがわかった。ネイルポリッシュも、いまいちだなーと思っても重ねたらいけるというのが何度かあったけど、色や質感があるものはおそらく大体そういう仕組みなんですね?すごいな。

・仕事は、すでに関係のあった人と初めてする種類の仕事をしたりということがいくつかあった。自分から営業の働きかけをほぼしてない(というか、去年やったことすらまだまとめられてない)のにもかかわらずそういうことがあるのは、ありがたいことだなあ……と思う。全く知らない人と新しく仕事を一緒にするのとはまた違う緊張感がある。そういうのは適度にあったほうがいい気がするので、よかったなーという感じ。

・確定申告の準備をしていて、前年度よりは利益が少し減っているとわかったけど、それは新型コロナとはあんまり関係ない。そもそも、今年度は担当する仕事が結構変わって、責任も減ったので、もっと減ってもおかしくないぐらいのつもりで年度始まりはいたはず。こういうのは正直、運がよかったなあと思うばかりなんだけど、それ相応の仕事もこれまでできてるんだろうなとも一応思うようにしている。

・別に自分を評価していないわけではなくて、わりとしっかり仕事をやろうとするほうだなとは思っている。ただ、他の人がどのぐらいどう頑張ってどんなことができるのかとか、それがその人にとってどうであるのかとかはわからないので、あんまり比較のしようがない(費やした時間とか、計測しやすいものもあるけど、そもそも揃えられない条件がいっぱいある)し、仕事ができないわけではないということ自体も、自分が選択できない領域で運が良かった点がたくさんあると思う。また、知人はだいたいよくやっているので、そこから誰が仕事を得られるかみたいなのは、やっぱ運要素強いよな、と感じる。できる工夫もいろいろあるのはあるだろうけど、でも運要素は大きい。と思う。そういう話は一昨年末にもした。

note.com

・運がいいわ〜、声かけてくれる人ありがとう〜って思って、そのきっかけになることがあったらそのきっかけをサポートしてくれた人にありがとう〜って報告して、そんで何かあれば人にきっかけをパスしたいし、自分のできない範囲については福祉が充実するように、できることをしたりしたいよね……と思った。

・真面目な話になってしまった……あと性格がよさそうなことを言っている……。悪い話をインターネットでしないようにしているのでめちゃいい人みたいになってしまうな。悪いことも思います。

2021年1月

去年は5月ぐらいで1回疲れてしまって、そこで止まってから日記を残していけなかった。なんか区切りもいいし、また毎月なんらか記録を残すのを続けられたらな……と思う。 

きらめく拍手の音 手で話す人々とともに生きる

きらめく拍手の音 手で話す人々とともに生きる

 

 久しぶりに立ち寄った図書館の新着書籍の棚にあって、おおー、韓国の人の書いた本が。と思って読んだ。

音が聞こえないろう者のもとに生まれた聴者(きこえる人)は、「コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)」と呼ばれるらしい。この本には、コーダという属性を持つ著者の、これまでの話が書かれている。

文章の中には、家族や親を大切にすることが当然になっているから余計に生まれるだろう葛藤や、女性より男性が重んじられているのだろうと思われる様子、障害者差別などがごく普通に書かれている。

SNSなどで、英語圏の人が書いたと思われるK-POP文化評を見ていると、その文化に見られる解放的・先進的な面に注目している印象があるのだけど、実際にその社会で暮らしている人のリアルはまた違うよなあとあらためて思う。社会的な視線が気になって書くのが難しい部分もあったのではないかなあ、これを書いたのはすごいことだなあと思った。

他方で、例えばろう者へのサポートの不足を著者が学校に訴え改善を要求し、それが翌年には一部であっても実践されている様子などを見ると、不満を持つ→抗議したり改善提案をしたりする→検討・実践されるというサイクルが実行され、また実行されると期待できる社会(というと大きいかもしれない……この学校の話は一例に過ぎないので)でもあるんだなあと思った。

そもそもコーダという言葉も初めて知ったので、その1人の文章としても興味深かったが、著者がこれまでに考え、経験してきたことについての話は、なんだかずいぶん身に覚えのある話だった。具体的には、親が周りと違うことに気づいたり、それによって特別扱いをされたり、説明を求められたり、自分と同じ人たちに会ってこれまでのことを共有できる幸せを感じたり、一方で全然違うと思ったりすることなど。(わたしは所属としては新宗教の3世であり、自身は信仰をもっていないつもりだ。)

その属性が結婚においても引っかかる部分にな(りう)るところなども含め類似しているので、読み進めるほどに久しぶりに思い出す苦しさもあったが、同時に「自分(と同じ属性の人)だけが持つ苦しみだと思ってしまうものが、実際はそんなに特別なことではない」ということがなんだかおかしくもあった。*1

そのような類似性を感じたのは、制作した同タイトルの映画を見た人とのやりとりから著者も思ったように、「これは障害者の話ではなく、まさに文化と文化の間で起こること(p.273)」だからなんだと思う。実際、上で羅列した「身に覚えのあること」は、そのコミュニティで多数派でない要素を持つさまざまな人が経験しうることだと感じるし。

似ている部分が多いとはいえ、手語をまず覚え、両親(とそのろう文化)をより素晴らしいものと思いつつも、翻訳者の役割に負担を感じていた著者と、親の持つ文化が馴染まなかったわたしはまた違う。が、だからこそ、あらためてやはり自分の経験は経験で、どこかに残しておくとよいものなんだろうなーと思った。どんどん忘れてしまうし。

映画制作時の撮り方の工夫について書かれている部分も面白かった。

 

 prime readingで読んだ。

経済(というか社会全般)のことを考えるのが苦手なので、ピクサーが成功するまでのドキュメンタリーの中でIPO(株式公開)の仕組みなども知ることができてよかった。まあ成功したからこんな本も書けるわけだけど、そのプロセスはずっと胃が痛い感じで、よくこんなん乗り切ったな……と思う。読むとちょっと仕事が楽しくなりそうな気もする。頭使う仕事、キツいけど楽しいよね……。

著者とジョブズが立場を交換しつつ議論したりしてて、この人たちまあ必要に迫られてやってるのはあるにしても、考えるの楽しい人たちなんだろうな、ゲーム的にやってるんだろうなと思ったら、著者が最後のほうで「私は、ビジネスや財務の世界を一種のゲームだと思っている(kindle no.3961)」って言ってたのでウケた。

 最後著者個人の話で急に東洋思想とかの話になるのも面白かった。

 

たてがみを捨てたライオンたち (集英社文庫)

たてがみを捨てたライオンたち (集英社文庫)

 

2週間に1度ぐらい図書館に通えたら本を読む習慣がつくのでは?と思い、遠くて充実している大きい図書館に行くのは一旦諦め、なにかのついでに寄りやすい近くの図書館をしばらく利用しようと考えている。で、棚の周りをうろうろしているうちに見つけたので、借りた。

3人の男性の視点から進む話は、最初は淡々としていてまあそれはそれで読みやすかったけど、中盤からぐっと面白くなった。中盤というのは、彼らが自分と向き合ったり、今まで見なかったことに目を向けたりして、これまでやらなかったことをし始めたあたりだと思う。自分が面白いと思うのはやっぱり人の感情の動きなんだな。

3人が最初どんな人かまとめてみると、「男性の機能である働いて成果を出すこと」があまりうまくいっていなくて自信のない人、「男性の機能である働いて成果を出すことや女性からのモテ」は得ているけど満たされていない人、「男性の機能である子作り」だけを求められ、それ以外の自分を否定されたと感じる経験がある、「男性の機能である女性からのモテ」を得られていない人……なのかな。(※「男性の機能である〜」という言い方は今なんとなく考えたもの)

作品中で「男らしさ」という単語はほとんど出てこない(紙のため検索できないから不確かだけど)。代わりに「男としての面目」とか男としての自信、みたいな表現があったり、「男性的な生きづらさ」という言葉が出てきたりする。

それはこの本が2017年に連載開始した作品だということが関係しているかもしれない。完全に自分の印象の話だけど、「男らしさ」という言葉よりも「生きづらさ」という言葉のほうが、先にいろんな人が使う言葉になっていった気がするので、当時の一般的に使われやすい、ジェンダーフェミニズムなどについてとくに勉強しているわけではない人にも伝わりやすいような言葉に合わせたんじゃないか。

……と思っていたらやっぱりその言葉を知っている上で表現を変えたのかなと思うようなインタビューがあった。

www.webdoku.jp

一般的には「男らしさ」という表現をするけど、それがないことをものすごく恐れているように見えるから、彼らにとってそれは要素っぽく聞こえる「男らしさ」どころではなく「男なら当然デフォルトで備わっているはずの機能」ぐらいに感じられているのではないかなと思って上のような表現をしてみた。それなら、たくましくなかったり仕事ができなかったり女性にモテなかったりするのが、自分の欠落を意味しているようで彼らにとって重大だ、という感じを少し理解できそうな気もする。そもそも彼らにとっては「男らしさ」っていうのは要素っぽくない言葉なのかもしれない……。この辺はズレがあるだろうなと思う。

このあたりの大変さは正直自分にはわからない。「男らしい」男性ばかりでないことはとっくに知っているし、自分は家事が好きでないが、それを「女性らしくない」からという理由で悩むこともない。高校生ぐらいまでは悩んだ気がするけど……。(いやでも、男性だったら今のすぐ調子が悪くなってしまう体との付き合い方にもっと悩んだ可能性はあるのかも。今の自分でも数年悩んだし今もこの先どうなるかなと思うことはあるんだけど)

登場人物が妙に淡々としている序盤、変化していく中盤〜ラストを見ていると、その序盤っぽい感じの人を見かけることは少なくないだけに、すごくリアルなのかなと思ったりもした。わたしには共感できないだけで、そういう苦しさが存在しないとはまったく思っていない。この辺は男性として生活している人に感想を聞いてみたいところ。

「流産」という言葉の使い方などにもキャラクターごとの考え方の違いが出ていたりして、最初はえっ……と思ったところも後からわざとだろうなと判断できて助かった。

3人が変わるきっかけになる大きな要因はどれも男性(同僚と取材相手の専業主夫、妹の夫と自分の父、取材をしてきたライター)というところもなんかそれっぽいなと思ったりした。そこにそれぞれ女性キャラクターも関与するんだけど、一番最初の打撃になったのは男性の発言だったと思う。

著者の白岩さんは今下記のような連載もしているので、それも読んでみたい。

www.asahi.com

この白岩さんの連載は、初回を読むにまさにこの作品で主人公の1人がやろうとしていたことに近くて、そういう作品と著者との接続がおもしろかった。

 

……なんかまとまりがなくてもいいから思ったことをちゃんとメモしていこうと思ったら、すごく長くなってしまった!

以下普通の日記。

・年始に祖父が亡くなって、近い親族が亡くなるのは20年ぶりぐらいだったのでいろいろと緊張した。寒いのとそういうのとで今月はあまり元気がなかったが、仕事先の人が気遣ってくれてありがたかった。自分は少し落ち着いたものの、この後親がガクッと来るのではないかと心配。しかしいろいろ関連の用事があって家まで戻れない間などに本が読めたのはよかったかもしれない。直前に買った喪服と斎場での振る舞いが似合っていたのか、葬儀会社側の人だとわりと思われていたのが面白かった。自分としても、斎場は静かだし結構好きだった。

・ぼんやりしてたこともあって、書き仕事より文字起こしなど作業系の仕事が多かったのが助かった。自分としては、文字起こしは人と関わらずに人がいる気配を感じられて、内容も勉強になるし、聞こえた音を指で出力するのはあまり意識がなくてもできるから好き。それでお金がもらえるなんて……。身体的にはきちんと疲れるけど。だるいときほど道具がよいと楽なので、キーボード新調しといてよかった。

・去年の途中から仕事まとめてないのでまとめたい……

・そういえば、以前から気になっていたので低用量ピルをついに試してみていたのだけど、副作用が結構出てしまって服用をストップした。想定内だったが、まあ残念ではあった。1種類しか試していないので、今後はまた検討するけど、やっぱり一時的なものかもしれなくても調子悪くなるとすすんで服用したいとは思わなくなるな(PMSや生理による不調がものすごくひどいわけではないというのもある)。

これはまた何かにまとめられたらと思うけど、たとえ低用量ピルの服用という月経まわりを楽にする方法があったとしても、続けるためには経済的余裕が必要だし(効果のためには継続必須)、ピルの知識があって処方に後ろ向きでない医師を見つける必要もある。もちろん身体に合う合わないもあるし。わたしは薬の効果が強く出たり副作用が出たりしがちなので、オンライン診療が一般的になったとしても、何かあったときにすぐに行けるところにかかりつけがほしい。最近お金がなければフェムテックの恩恵にもあずかれないという話題を見かけたけど、やっぱりまだまだいろんな格差ってあるよな〜〜〜〜〜。

・誕生日があったので好きなケーキ屋さんのケーキを食べられて嬉しかった。ずーっと続いてほしい。

*1:これをどう表現したら伝わるのかは、ちょっと難しい。

誰にでもある悩みで悩んでいたのがバカらしいなと思ったということではなく、自分だけが苦しいと思ってその特別さに酔っていた部分もあるのではないか、でも小さな世界でそのときは必死だったよな、という昔の自分への頑張ってたねえみたいな感覚というか。

「みんな悩んでる」「誰でもなんらか苦しみがある」みたいに一般化するのは、なにか困難な状態にある人の話を全然聞けていないし違うなあと思うので、あまり使いたくない表現だ。

この後の部分で著者は文化と文化の間で起こる話だと考えているけれど、その文化がその社会でどのように考えられているかによって、苦しさが変わってくる部分があると個人的には思う。これはマイノリティの中にもさらにマイノリティがいるという話なのかもしれない。著者はそこまで込みで言っていると考えることもできるかもしれないし、著者がその部分に気づいていないとは思わない。単にさらに1歩引いた目線で言っているのかも。もう本返しちゃったので、また読み返したい

2020年5月

5月あんまり本読んだ記憶がないな。好きなK-POPアイドルグループのカムバ活動期間(アルバム発売に伴うメディア露出などの活動期間)が2週間あり、前週はそこで仕事がストップしてもいいように巻きで仕事してて、次の週は溜めた仕事の巻き返しで忙しかったからですね……。 

 

気になっていた作品の電子書籍がセールになっていたので買った。醜悪さをきっちり描いていてものすごかった。

 このような特定の属性を名指しする行為はどうかなと逡巡したのだけれど(同じ属性を持つ人たちが一律の考えを持っているというわけではないので)、でもやっぱり シスヘテロの男性グループ……というか、ホモソーシャルにおいて起きやすい言動の問題点がすごくはっきり描かれていたので、読んでほしいな〜と思ってそう書いた。(それ以外にもいろんな問題がしっかり描かれている作品だ)

あまりこういうふうに思いたくはないけれど、その性別でないと実感をもって体験できない物事は今のところあると思っていて、でもこの作品を通じて実感に近いものを得ることは可能そうだと思ったのだった。

ただ、今思えば、そういう層に見てほしかったら「シスヘテロ」という単語選びは効果的でなかったな。マジョリティはわざわざあらためて言葉で属性の区別をする必要がない場合が多々あるので、シスヘテロの人がシスヘテロという言葉に触れる機会は、ジェンダー関連に興味がなければ少ない(つまり、自分のことだと思ってもらえない)可能性が高かった。とちょっと反省しました。

この記事がホモソーシャルについてはわかりやすそう。

note.com

 

 

note.com

4月末に、上記のようなツイートをしたところ、いろんな方がおすすめを教えてくださった。ので、noteにまとめた。

そもそもはパフォーマンスが素敵だなと思ってアイドルに興味を持ったのだけれど、自分自身だんだんと彼らのステージ外での振る舞いにも強く惹かれるようになってきていて、それは危うさもある……というか、自分がよしとしてきたものとは少し違うよな……と感じてのツイートだった。ただ、今思えばこれまで自分はアイドルという存在について考えたことがなかったので、これまでもってきた枠組みでは消化できない存在だったなとも思う。

頻繁に更新される、ステージ外のコンテンツまで含めて「仕事」だよなあとは思うんだけど、その上でどこまでどうすることを自分に許容するのか?というのは考えたいことだと思っている。

 しかし、自らがハマったことによって、これまで知らなかったことや理解できなかったことが、かなり理解できるようになったのはすごくよかった(共感するしないはまた別として)。K-POPにおける音楽チャートの機能や音楽番組での順位発表、アイドルとファンの関係などは、ほんとに今まで考えもしなかったようなものばかりで、それを体感したことにとても興奮した。このあたりについては、順応しきる前にどこかでメモしておきたい。

関連してこのあたりをひとまず買った。

 

 仕事では、久しぶりに長めの文の編集仕事をしたりして緊張した。めちゃくちゃ集中力を使うが、材料を並べてじっくり考えて、パッと道筋が見えるときはとても楽しい。

大学でレポートの構成を考える時も似たような感覚になっていた気がするけど、それと違うのは人の文章を触っていること。ものすごく責任を感じるし、自分のものにしてしまわないようにとても気を遣う。

どちらも経験したからかもしれないが、編集がライターより上だと思ったことは一度もないし、どちらかというと権限が強いと思われがちな編集の立場になるときは、できる限りわたしとあなたは対等な関係ですという話をするようにしてきた。そもそも編集は書いてくれる人がいて成り立つものだと思うし……。その上で、リードするところはしなきゃいけないという両立が難しい点はあると思う。そこは、とにかくよく話し、仕事における役割分担を伝えて同じ認識を持つのが大事なのかなと思っている。

この前東京に行ったのは1月だから、もう4ヶ月が経つ。いつもは2ヶ月に1回行って、一緒に仕事をする人に会いつつ友人に会ったりふらふら出かけたりしていたから、そういうタイミングを作れていないことによるネガティブな感じが月に1回ぐらい来る。でもそれにも慣れてきた感じがあるな。

それでも、気兼ねなく人を誘ったりしたいなとは思う。気兼ねなく、という日はもう当分来ないのだろうか?そう思うとすごく嫌だな。

2020年3月-4月

完全に習慣からこれを書くことが消えてしまった、まあ別に書かなくてもいいのだけど…… 

ふれる社会学

ふれる社会学

 

 

 

 まだ読みかけだけど、一人めちゃくちゃ読みやすい構成の書き方をしている方がいて、ガイドのようなものを書くときには真似したいと思った。お手本のような書き方、ほんとに。

エトセトラ VOL.2

エトセトラ VOL.2

 

 

 

さくっと読めてよかった、ここ数年で「メディアの取り上げ方」みたいなところに興味を持てるようになったのはかなりよいことだと思う。「編集」に意識が向き、意図を考えようとすることができやすくなるので。 

私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

 

 ちょこちょこ読んでる、昨夏読もうとしたときはなんか文章の圧が強く感じてうまく読めなかったのだが、韓国語コンテンツをめちゃ見聞きしてそのトーンに慣れたからか、ずいぶん読みやすくなった。

まだ途中だけどp.80あたりの「優しくすることを本当に選べているのか? 選べていると思っているが、実際は優しくしない選択肢がないのではないか?」と書かれているところでそうじゃん!!!とかなり思った。特に女性は夜道を避けようみたいなのもそうだよね、身体的弱さゆえに、危険を避けようとするならば選択できないことというのはある。

 

 出身校の授業がすべてオンラインになったのに伴い、離れた地域に住んでいてもゼミに参加させてもらえるようになった。幸運にもわたしは働くタイミングを自分でコントロールしやすいので、都合のよいときに参加させてもらっている。ちゃんと読んで参加するゼミはほんとに楽しい、久しぶりにそういう楽しさを味わった。あと好きな先生ファシリテーションうますぎる、かっこいい、ああなりたい……。学生のときよりはいくらか上手くなっていると思う。

その場にない意見だから出しとくか、みたいな感じで、自分は全然支持していない考えについても話にあげられるところが結構好き。話を出してる→支持してると解釈され、最悪思想の人間だと思われている可能性もありますが、まあよい。

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

 

 以前友人に贈ってもらったものをやっと読めた。フランクルが生きる意味の話をしていて、その捉え方を上記のような感じに捉えた。めちゃくちゃ壮絶な話のはずなのに、あんまり重くなく読めるのが不思議。主観をちょっと離れたところから書くとそうなるのはわかりうる、あと今そうであるかは別として、1回達観したことがある(そのようなカウントはなさそうだが……)というか、何かを一度超えたことのある人の感じかなあと今思った。

 

 

生のみ生のままで 上

生のみ生のままで 上

  • 作者:綿矢 りさ
  • 発売日: 2019/06/26
  • メディア: 単行本
 

 

生のみ生のままで 下

生のみ生のままで 下

  • 作者:綿矢 りさ
  • 発売日: 2019/06/26
  • メディア: 単行本
 

 期間限定でKindle無料になっていたので読んだ、芸能人の精神的不調の描写に好きなアイドルのことを思ってウウとなったりした。女性の強い感情が多分自分は苦手だな……とわかったけど、慣れてないだけかもしれない。

 

わざわざ書かなくてもってぐらい、3月4月は新型コロナウイルス関連の話題で持ちきりで、5月1日の今はなんだかそのことにも慣れてきてしまった気がする。わたしは東京で行われる取材のセッティングを静岡からすることもあるので、最初のどうなるかわからない(というか、日に日に不穏になっていく)頃は、両地域のニュースを見ていてかなりしんどい気持ちだった。とくに首相会見は見ると調子が悪くなるのでもう見ていない(あとから文章で読んではいる)。

家にいることはまったく苦でないが、一人でいることは苦手なので、今東京に一人だったらさぞかし心細かっただろうと思う。

まだ露骨に仕事が減ったりはしていないが、業務内容的に時間差で収入が減ることはあるだろうなと思っている。

たくさん無料公開されているコンテンツも、最初のほうはまったく目を通せなかった。最近やっとちょっと読めるようになってきたかな。心身ともにガッと下がることはほぼなくなったけど、当初は久しぶりに服薬すべきかもという感じのところまで下がっていた。まだ仕事の能率はまあまあ落ちているけど、ものすごい支障はない程度。

最近、好きなアイドルグループ(の運営)が明らかにマーケ戦略を変えてきている感じがしておもしろい(新規視聴者の獲得に振ってる感じがする)。カムバック(新曲リリース)が近くなると毎回そうなのか? そこは確認できていないけど、動画コンテンツの雰囲気もずいぶん違うものが出たりしてるから、やっぱ戦略が変わったんじゃないかなと思っている。

韓国語がわからなくて、その表現だけに浸ることが難しいからか、やたらと仕組みの部分に目がいくのが興味深い(普段は浸りがちなので)。それか、仕組み部分を見なければならないと思っているのかもしれないね。

note.com

こんなのも書いたりした。なにかひとつに興味を持てると、そこから数珠つなぎに興味の対象が増えて嬉しい。

ゼミ参加しててあらためて思ったが、なにかがわかり・それが他のものとつながるときに、すごく気分が高揚する。ちょっと調子に乗ったことをいうと、こんなにちゃんと文章が「読める」のに研究などをしないのはやっぱもったいないなと自分に対して思った。読む能力って別に他にもいくらでも使いどころがあるし、実際仕事でもかなり活用していると思うけど、大学院とか行かせてあげたいな〜。

2019年11月-2020年2月

すーーーーーっかり更新できなくなっていた、このままだともうずっと更新しなくなりそうだったので、下書きにちらほらあるメモを出すだけ出していく。

また3月からは記録していきたいね、結構便利なので。

 

【11月】

新版 すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング

新版 すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング

 

 めーっちゃ前にTwitterのWebディレクターさんが感想ツイートしてていいなーと思って買ったやつを、やっと、読めた……。

考え方を転換する方法として、質問の仕方を変えるというのは自分にとっても相手にとっても有効だなと感じる。

権限ある立場になってみて、前向きさって超大事だな〜と実感してたので、これは今後もちょっと意識し続けていきたいな〜。

 

私の少年(7) (ヤンマガKCスペシャル)

私の少年(7) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

【それ以降】

 

 親切!親切です、初版2005年だけど制度が変わるごとにアップデートされてるのもありがたい。インボイス制度に関するところもちょっと説明されててよかった(課税事業者かどうか)

 

ぼくには数字が風景に見える (講談社文庫)
 

 めちゃ前に数学科の人から勧めてもらった本。自閉症スペクトラムかつサヴァン症候群の著者の手記。

わたしは客観的事実だけを書かれている文章があまり得意でなく(ぼんやりしてしまう)、個人的なエピソードや感想が付いていると理解しやすいという認識の特徴があるんだけど、自閉症スペクトラムの人には結構前者の事実っぽい部分に注目した言語表現をする人が多いように感じることがこれまであった。

この本の中では、そのような事実の羅列がやはり時々なされていて(特に新しい場所に行ったときなど)、それは自分の世界の認識の仕方とはかなり違うのでやはり読んでいてぼーっとしてしまうのだが、これはおそらく翻訳がうまくいっているんだろうなと感じた。

その点について、訳者の古屋美登里さんは「翻訳するうえでは、タメット君の独特の表現を日本語に生かすことに苦心しました」とあとがきで書いている。英語からこの「淡々感」はどのように読み取るのだろうと少し興味を持った。

当然のように書かれている(著者にとっては当然だからそれで正しい)共感覚的な部分についてはさっぱりわからないし、数字に関して書かれていることもほとんどわからない(いくつか計算は試した)。

一番強く理解できる気がしたのは、以下のような情緒的な部分だった。

短い時間で旅行の支度をし、ひとりでホテルに泊まり、人でごった返した通りを異様な光景や音やにおいにひるむことなく進んでいくという、たいていの人なら普通にできることがぼくにもやれるということがわかったのだ。これまでの努力は無駄ではなかった。それどころか、その努力があったからこそ無謀すぎる夢だと思っていたことまでも手に入れることができたのだ。そう思って、ぼくは高揚した気分を味わった。(p.247) 

細かくは書かないが、わたしもまあまあな努力の上で「普通」にできていることがあるなと感じている(他の人がどれくらい努力しているか、測れないので感じる程度なのだけれど)。

本来、それは別に努力しなくてもよいことなのではないか、「普通」とは……といったあるべき論の話はできるし、実際努力したくない人はしなくてもすむのがよいとは思っている。

ただ、自分の心持ちとしてはやはり「普通」にできるようになりたいと思うことがどうしてもあるし、「普通」でないと得られないものというのがこの社会には結構ある。だから、大変な苦労をしたであろう著者が「努力してよかった」と感じている様子が書かれていたのには、少し自分を肯定された気持ちになった。「ありのまま」では得られない素敵なものもある。まあわたしと著者の考えはだいぶ違うだろうけど。

 

発達障害グレーゾーン (扶桑社新書)

発達障害グレーゾーン (扶桑社新書)

 

この本の感想はツイートでまとめた。以下その抜粋 。

「クリエイティブな仕事が向いているよと言われるけど、結局その仕事に就ける人は一握りだから、なんとか自分が苦手な場所に押し込まれないといけない」

「選動音痴が無理やりサッカー部に入る感じですよね。そして周りから、『いい加減パスぐらい覚えろよ』と言われてしまう」

「就活時にもう少し別の職種を選んでおけばよかった」

「まったく同じことを僕も思っています。でも、別の仕事ができるかというと……。結局、運動音痴が野球部に行こうかバスケ部に行こうか、サッカー部に行こうか、さまよっている感じなんですよね」

 (p.50)

↑これはかなり実態に即した表現だろうなと感じた。

当事者のインタビューには「発達障害だと診断されなかったら自分のやる気や努力不足になってしまう気がする」という話がしばしば出ており、それは0(障害のせい)か100(自分のせい)かという極端な考えなのでは?(診断基準には足りないがその傾向がある、みたいなことはありうるよね)と感じたけれど、まあそれもそう考えさせる環境やこれまでの経験があるからだよねと思った。根拠がなければできなさ・苦手を許されないというか……。

そもそも0か100かの白黒思考も発達障害の人には起きやすいのかな。そのあたりは特に言及されていなかったのでわからない。発達障害そのものだけでなく、二次障害の影響はものすごく大きそうだと感じた。

snabi.jp

今まさに悩んでいる人のインタビューに多く紙幅が割かれている一方で、5章のLITALICO鈴木さんインタビューは「じゃあどうしていくか」の話だったのがよかったと思う。

やはり自分のことをよく知るのは必須で、しかし4章で精神科医師西脇さんが書いているように「自閉傾向の人は自分のことを客観的に見るのが苦手」ということもある。

わたしは、1人で生きたい人は1人で生きていけないものかなというのをしばしば考えているんだけど、やっぱり結構難しそうだなと今のところ思っている。

 

死んだらどうなるのか?――死生観をめぐる6つの哲学
 

 友人がイラストを描いている本!

 前半の文化っぽい内容については、ハーー子孫を残し自分が敬われるための仕組みがうまくできてるわーーと思いながら読んだ。そういう機能があるから続いているのだと思う。

後半の哲学的な内容(どうなったら死か、物心二元論・物質一元論など)の部分で、「可能世界」という言葉が出てきており、それはわたしが宗教について考えるときについて言っている「世界観」という言葉との近しさがありそうだと思ったので、関連本を読みたい。巻末のブックリストがよかった。

 

……漫画含め、他にもいろいろ読んでいるはずなのですが記録がなくてわからないんだよね。また足したくなったら足します。今年はいろいろ勉強したいことがあるのでがんばるぞ。

2019年10月

最近のわたしは月末までにあんまり下書きを書いてくれていない!!困る!!!記憶がない!!のでとりあえず日記を読み返してみます。今月は初めてのことを結構したかも。

 

・友人と海と山が近いところにあるタイニーハウスに泊まりに行った。

めーーーーーっちゃよかった、タイニーって言ってもベッド4つ余裕で入る、シャワールームあるトイレあるキッチンダイニングある小屋で、屋根付きバルコニーにプロジェクターとスクリーンがあって、外にバーベキュー用のマシンがあるという冷暖房完備の施設……。

ある観光施設の駐車場の奥にあるんだけど、繁忙期じゃなければ別にうるさくもないし、施設夕方には閉まるし、窓は森側に向いてるので全然問題なかった。静かなとこで、周りを気にせず推したちの上映会をしてかなり最高の体験だった。こういうのを頻繁にやっていきたい……。スーパーや提携の温泉がちょっと遠いので車必須。今回は友人に全部運転してもらっちゃったので、わたしも……頑張りたいね……。

 

・ほぼ同業だった人が紹介してくれたお仕事の件で東京にご挨拶に行く。宮益坂コメダに助けられてヒーヒーしながら別件の原稿を書き、寄り道して名刺入れ買ってから向かう。自分個人の名刺、そんなに営業とかする予定もなかったので作っていなかったけど、作ろうかな……という気持ちになりつつある。お仕事の話、すごくいい雰囲気の方々で、今まであまり関与したことのないジャンルだけどとりあえずがんばってみよ!という気持ちになった。

・中村佳穂BANDのライブに行く。落語とか楽器とかだとホールでやってるのみたことあったんだけど、ああいう空間で人が歌っているのを生で見るのは初めてで、こういう感じなんだ!って新しい経験が得られてよかった。音源で中村佳穂さんの素晴らしはすご〜〜〜くよくわかってたんだけど、他のみなさまもすごくすごい人たちなんだなっていうのがよくわかった。しかしおっきい音がずっと鳴ってるとちょっと調子悪くなるので、あんまり向いてはないんだろうなと理解した。AINOUTシャツ買ってうれしい。来年の夏いっぱい着る。

・えらいので婦人科検診に行き、マジでこれが最善のやり方なの?て思いながら椅子に座って脚を開くやつをやりました。正直それ自体はそんななんですけど、クスコ式膣鏡(というらしい)が痛いよりも不快度が高い、体内を開けないでくれ……って思った後に、もしかして性行為が嫌いとか苦手な人ってわりとこういう気持ちなのでは……?と思った。それは……つらいね……。

・PRODUCE101 JAPAN、通称日プのことをTwitterで知り、見始めた。最初はYoutubeにあがっている動画だけをぱらぱらと見ていて、この人のキャラいいなー、アイドルになってほしいね……と思っていたが、Gyaoで配信されている本編を見たらストーリーーーーという感じでたくさんの人のことを好きになってしまった。そして誰かに入れることは誰かに落とすことだな、と思うと投票とかはできないな。という結論になった。そもそもこんな……見られるのって編集入った後の一部だから……わたしにはそんな実際のところなんてわからないのに他人の人生を左右する票は入れられません……。とはいえ結局のところ、バトルステージの参加者の投票でかなり大きな票が動くし、そのへんのあんばいや放送内容は運営が調整できるので、まあ運営の意思と遠からずになるんだろうと思うんだけど(これまでのプデュに関する不正疑惑も最近ニュースになっていて、タイミング……という感じ)。なんにせよ、なんかこう自分の感覚として、投票という行動は無理だなーとなっている。現実の人間のことを左右したくない……。見るのは別に今回の誰のことも左右しないので見ていますが、それが人気を支えることになって、次々この仕組みがなされるのであれば、ほんとは見ないほうがいいんだろうな。とも思う。

ところで、7話放送後に一部のファンが荒れたりしているのをちょっと見かけたんですけど、そういうときに「○○ファンがXXXすると○○の株まで下がるからやめよう」みたいな発言を結構見て、おお、クラスっぽい!と思うなどした。○○ファンと○○、一切関係がないのだがそういうのって他ジャンルでも結構ありますよね。

わたしはそういう集団のやつが本当に無理なんですけど、まあそういうことが起きる構造になってるわけだよね……と思った。団結することによるメリットもあるし。そもそも荒れるのも裏側を完全に把握できないことが一因だと思うので、なんか構造構造!構造構造!って思います。

しかし男性たちがまっすぐにかっこよさとかかわいさ、美しさを目指し、それを互いに褒め称えるみたいなのが見られるのは嬉しい。ほんとにこういう世界があるんだなーと思う。いいねと思う。あとめっちゃチームでやっていくことの勉強になる。川尻蓮さんみたいになりたい……。

・ていうか台風あったのも10月なのか、なんかすごい前みたいに感じる。インターネットダメになったら仕事も一切できないし、出社しない場合の安否確認って結構難しいなと思った。実家は被害がなかったけど、近辺でも結構被害があり、国〜頑張って支えて〜って思う。

・そういえば右目の視力が落ちている。右と左で0.5ぐらい違うようで、眼鏡するの重たくて嫌だしコンタクトこわくて嫌だから、なんとか視力戻んないかなって思ってる。山見まくろうかな

・あっ天皇即位の儀礼、わりと好意的なツイートとかを見てへえ!と思ったけど、まあそうか、そういうものなのかという印象だった。

・日記読み返したら結構半ば〜後半はしんどそう。今まで判断を保留し続けていたものをようやく決めて、決めるというのは解釈をある程度決めるということなので、その影響もある感じはした(ネガティブな解釈を採用することにしたため)。年末年始はきっちり休めるので、それまでいい感じにやっていこ〜と思う。

2019年9月

 

おばちゃんたちのいるところ-Where The Wild Ladies Are (中公文庫)

おばちゃんたちのいるところ-Where The Wild Ladies Are (中公文庫)

 

やさしい感じなのかなーと思って読み始めたら、予想よりだいぶ怪奇な感じだった。 中盤から馴染んだ。松田青子さんってほかの作品でもなんか話題になってるのを見かけたことがあって、面白い小説書く人だな〜、そっちも読んでみたいなと思った。物事の解決の仕方が、一見「それ解決か?」みたいな方法で、でもその人は助かっている、みたいな。まだ最後まで読めてないので近いうちに……

 

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

 山里さんの考え方、正直全然理解できなかったし、読んでてかなり引いたとこもあったんだけど、周りによき人々がいて本当によかったですね……と思った。自責になっちゃう方向性だとわかりうるんだけど、激しく他責するような方向というのはわからんし苦手だ……。これもまだ途中。

 卒業論文のところがよかった、人は変化するな〜と思った(よくなったな〜という意味ではなく、ほんとにただ変化するな〜という意味)。わたしもずいぶん変わった…… 

THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)

THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)

 

 4ヶ月ぐらい前に入手したのをやっときちんと読めた。解決策があるというよりは、ほんとに法則が提示されているので、それをもとに自分のチームがどうか判断する感じ。基準をわざわざ作らず当てはめるというのは時間がショートカットできるのでその点はいいなと思う。基本は4象限に分ける感じなんだけど、「4つのタイプのどれか」という扱いではなく、グラデーションですよねというふうに明記されているのが親切だなと思った。

わたしはここでいうサッカーに近いチームに所属することが多いし、仕事内容的にそうなるんだけど、もうちょっと固定される部分があると、その分そうでない側で思いっきり取り組めていいかもね〜と思ったりした。

 

 表紙左の人が思ってたより若い!!おもしろいけどちょっと血が多めなので、そういう心構えで読むとよい。

 

以下はBL読みて〜ってツイートしてたらフォロワーさんがオススメしてくれたものからいくつか買ったもの。

STAYGOLD 新装版 1 (onBLUEコミックス)

STAYGOLD 新装版 1 (onBLUEコミックス)

 

 1巻がポイント半額還元になってたのを受けて4巻まで読みました。正直そんなラブストーリーとして刺さる感じではないんだけど、家族とか友人との人間関係、みたいな面を読むものとしては好きかも。

秀良子先生はラブとかエロじゃないとこの比較的ネガティブな感情みたいなものの描き方にバリエーションがあってすごいのと、なんか典型的な感じじゃないキャラクターがいるのがいいなーと思います(普段BL読むときそういう観点で選んでないが、秀良子作品を読むとそういうとこがすごいなーと感じる)。

 

学園天国 柏原くんの受難 (ビーボーイコミックスデラックス)

学園天国 柏原くんの受難 (ビーボーイコミックスデラックス)

 

商業BLで同キャラクターでここまでしっかりめにリバなんだ!?って思ったけどなんかリバっていうわけでもないけど……今後リバかなと思うけど……ごにょごにょ……。この2人ならまあ自然だな〜と思った、読み切りの3人がかなり3人の良さが出ててよく、呻きました。今思ったけど秀良子作品は結構リバありそうな2人組がいるな。

 

やさしくおしえて (EDGE COMIX)

やさしくおしえて (EDGE COMIX)

 

 絵が可愛くて100いいねでした。100いいねです。東村兄弟!!!!ありがとう!!!!存在に感謝!!!!!

 

・先月なんか調子悪い感じになったのを受けて、今月は、仕事をする時間を平日19時までに結構頑張って調整した。そしたらちゃんと本が読めるんだよね……びっくりした……。でも月末珍しく熱が出たりしたので、ちょっと調子悪め。季節の変わり目だしイネ花粉あるし(アレルギーでちょっと熱出る)、このへんも考慮して仕事入れなきゃなー。

進撃の巨人ほぼ全巻無料キャンペーンで28巻まで読み、まんまと29巻を100円で購入しました。なんか思ってたよりだいぶリヴァイがまともで、そりゃ人気出ますわ……と思った。もうこの先は買っちゃうだろうな……。

・アシスタント先のnoteで1本リモートワークに関する記事を書きました。今後月1ぐらいでしばらく書く予定なので、よければ読んでみてほしい。基本的に、「わたしはこうやってますよ〜みなさんどうすかね〜」ぐらいのノリのやつです。

説明系の文章で、かつ箇条書きじゃないものを書いたのは久々だったので、独特の疲労を感じた……。きちんとまとめる気で3000字ぐらい書くの、多分大学のレポート以来ですね。これからはもうちょっと(仕事じゃないにしても)書いていきたいので、よいきっかけになった。

note.mu

 ・9月頭にキーボードもっとキーが厚いの買おうとしたけど気に入るのを上手く見つけられなかった。圧弱くmbaのキーボード打つ練習もしてみたけど、、、あんまり向いてないんだよな、、、検討したときに家電量販店の店員さんに「Macと互換性あるものでも、アプデに伴ってどんどん使えなくなってきてるんですよね〜」みたいな話を聞いて、なんかあんま好きじゃないなそういう企業。と思った。互換性なくすならクソ厚いキーボード出してくれ〜頼む〜

・あんまり調子良くないので、調子良くないなりの生活をするよう気をつけよ〜という感じです。あんまり頑張らないようにしよ……